世界にはちょっとした歪みが存在する。
人はその歪みに気が付くことなく日々を過ごしている。
そして、ふとした瞬間の、ほんのごく僅かな可能性の隙間に、ひたりと手を触れてしまうのだ。
そうして触れてしまったが最後。
人は、ひとに非ざるものの力によって、時に人は姿を消し、時にその姿を現す。
それこそ、遥か昔に人が言った「神隠し」たる出来事だ。
誰にでもあり得ることだが、誰にでもはあり得ない。
あり得たからこそ選ばれ、選ばれるからこそあり得る。
果たして、選ばれることは幸運だと言えるのだろうか。
神に愛されて、この世を去るべきあなたに祝福を。
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